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アトピーと戦った20年から得た美の教訓

こんにちは、宮崎です。

 

 

僕は19歳頃から重度のアトピーになりました。

 

 

20歳で両目とも白内障になり手術をしたほどです(アトピーが原因)

 

 

目の周りはポンポンに腫れて赤く、肌はくすんで象みたい。

 

 

頭皮はフケっぽく、手は赤切れと水泡だらけで、体液がいつも滲み出てかゆみで寝れない、、、などなどなかなか重症でした。

 

 

しかし、そこから10年かけて80%ほど治り、さらに10年かけてほぼ治りました。(あと2〜3%かな)

 

 

今年48歳になりますが、最近出会った方には、

 

「アトピーだったなんて信じられない」

「よくそこまで治したね」

 

って驚かれます。

 

 

アトピーってなかなか自力で治せる人は少ないようです。

 

 

今思うと長い戦いでした。

 

 

何が原因かも分からないし、何をすると良くなるのかも分からない。

 

 

いろんな人が、コレが効くよ!って勧めてくるし、どれも当時の自分には値段が高くて切ない気持ちになったり、、、

 

 

美容師修行時代で、お金も時間もなかったので、病院に行かなかったのが良かったのかどうかも今ではわかりませんが、その時その時にできることを色々と続けてきたように思います。

 

 

そんな経験から学んだことは、

 

・特効薬なんてない

・自分の内面と外面を良く観察する

・悪い習慣を減らして、良い習慣を増やす

・すぐに効果を求めず、改良しながら続ける

 

って感じです。

 

 

【特効薬なんてない】

 

いつも僕が言うことですが、「コレ使っておけば良くなるよ」なんて魔法の薬はないです。

 

 

ですが、最適なものはあります。

 

 

そもそもは、最適なものを魔法の薬のように提案する人が間違っているんだと思います。

 

 

苦しんでいる人は、メンタル弱ってますから、依存するに決まってますよね。

 

 

なので、最適なものを暮らしの中に増やしていくのは賛成です。

 

 

例えば、

 

・シャンプーはこっちの方が刺激が少ない

・クリームタイプのものは痒くなるから、ローションタイプのものに

・パンより米

・牛乳より豆乳

・柔軟剤は無しでも良い洗剤

・呼吸法は●●が合ってる

・競争より修身

 

などなど

 

 

そうやって、生活を常にアップデートしていく感じにすれば、一つのものに依存することなく、自分の変化にも客観的に観察できます。

 

 

【自分の内面と外面を良く観察する】

 

肌とか髪とかを綺麗にしようとする時、外からのアプローチをする傾向がありますが、内面(感情)の観察がとても大切だと思いました。

 

 

感情のコントロールですね。

 

 

感情の乱高下を減らすように心がけました。

 

 

そのためには、今の自分の感情を自覚する習慣がついたり、感情と身体の変化の共通点がわかったりしました。

 

 

心と感情の違いにもなんとなくわかってきたように思います。

 

 

【悪い習慣を減らして、良い習慣を増やす】

 

暮らしを最適化したり、アップデートすると良い習慣が増えてきますが、増やすだけではダメで、悪い習慣も減らすのも大切だと思います。

 

 

意外と増やすより、減らす方が大変です。

 

 

僕は ” 夜更かし癖 ” がなかなか難しかったです。

 

 

でも、悪い習慣をやめると、良い習慣の効果が急に上がったり、自分に自信がついたりして好循環になります。

 

 

【すぐに効果を求めず、改良しながら続ける】

 

最適化したり、習慣を整えたりして感じられる効果は、3週間後です。

 

 

そして次のステップが3ヶ月後です。

 

 

3週間後に感じなかったら、少し改良します。

 

 

ところが、2〜3日で効果を感じないと継続できないって方がいます。

 

 

でもきっと、2〜3日で効果が出てもその効果に慣れてしまうと、「効果がなくなった」と継続をやめてしまうと思います。

 

 

なぜかと言うと、継続する理由が「効果の体感」だけに依存しているからです。

 

 

かといって、ただただ継続していくのも違うと思います。

 

 

自分の変化やその理由などを考察しながら、使い方などをアップデートしていくようにすると、自然と継続できていると言うのが、「継続の本質」だと思います。

 

 

色々書きましたが、ざっくり言うと、、、

 

「美や健康には、習慣と継続力が大切」

「観察して改良していく」

 

と言うのが大事だと思います。

 

 

コレは美容に限らず、魚の飼育でも、仕事でも、経営でも、人間関係でも同じだなって感じます。

 

 

アトピーも今となっては、学びが多かったと思います。

 

 

お陰で、成人して以来、今が一番、肌も体も髪も精神も健康で綺麗な気がします。

 

 

まさに「年齢を重ねるごとに美しく」を実践できてるのではないかって嬉しくなります。

 

 

みんな若い頃に戻りたいっていうけど、僕はあの時には戻りたくありません。

 

 

メンタルも身体もしんどかったですから。

 

 

今回はめんどくさいことを色々書きましたが、何かのきっかけになったら嬉しいです。

 

 

まずは、、、

 

悪い習慣を一つ減らして、良い習慣を一つ増やしてみましょう

 

例)

・夜更かしやめて、頭皮エッセンスを朝晩つける

・食後のスイーツやめて、スクワットをする

・タラレバな言葉をやめて、朝M3.6で寝ぐせをとる

 

 

こんな本を読むのも良いかもしれません。

「習慣の力」

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コメント: 2
  • #1

    わらやまゆみ (土曜日, 09 3月 2024 09:04)

    アトピーのお話、とても納得しました。
    ななみが高3くらいからアトピーが出始めたので興味を持って拝読しました。
    特効薬がなくてよかったです。再確認できました。ありがとうございます。
    アトピーは見た目とかゆみで辛いですよね。
    しかしアトピーがきっかけとなり生活習慣や思考を調えることで、過去の辛いアトピーが意味あるものになられたのですね。

    人は足し算は得意で引き算は苦手ですよね。
    住まいも教育も同じで、美容や食、知識や情報など取捨選択する鋭さを求められる時代ですね。
    断捨離では、不足は不便だけれど不幸ではない、といいます。
    宮﨑さんの体験がより広まるといいなと思いました。

  • #2

    宮﨑 (土曜日, 09 3月 2024 20:53)

    わらやさん、コメントありがとうございますm(__)m

    症状は辛く不幸なことかもしれませんが、起きたことにどのように向き合うか?が、豊かな未来への課題だと思うし、深い経験につながると思いました。

    たしかに情報にしても、体験にしても、時間に対して過多になりやすい時代ですよね。

    外に向けすぎたエネルギーを内に向けてくにも、腹八分になるように捨ててくのも大事ですね。