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カラーはタンパク質を破壊します

こんにちは。後藤です。

 

 

前回の宮﨑のブログはご覧いただけましたか?

 

 

私もあれから毎日、ブラシを使ってブローをしています。

 

 

最初はブラシの持ち方やレプロナイザーの当て方で、鏡を見ながら「あれ?どっちだ?」「思った方向にブローできない!」と苦戦してました。

 

 

しかし、毎日続けることで少しずつ上達してきた気がしてます(^^)

 

 

そのおかげで、ブローの後のビューロンでのスタイリングがより楽になりました♪

 

 

さて、今回のブログはRYUKOのカラーリングについてです。

 

 

ブログを書くにあたり、知識を増やすため、いろいろなことを勉強しています。その中の一つに、「毛髪化学」があります。

 

 

髪の仕組みから美容の知識まで幅広いですが、ある本を読んでいたら、ヘアカラーの染まる仕組みについてわかりやすく書かれていました。

 

 

「そういうことかー」と勉強になる部分がたくさんありましたが、読めば読むほど、カラーの仕組みだけでなく髪が傷む原因なども知り、毎月やっているカラーが少し怖くなりました。

 

 

でも20代前半から白髪もあるし、これからまだ30年以上はカラーは続けていきたいしなーと。

 

 

「いや、待てよ?今までカラーで傷んだり何か起きたことって無いなー」

 

 

そういえばRYUKOはそういったカラーでの傷みを最小にしたり、カラーのあとにも対策をしっかりしているじゃないか。とふと気づきました。

 

 

今回はこれからもRYUKOでのカラーを安心して続けていただけるよう、その一部をあなたにもご紹介しようと思います。

 

 

私もですが、白髪が気になる方は、1ヶ月や2ヶ月に一度カラーをされる方がほとんどです。

 

 

染めてもらうと本当に気分がいいし、お出掛けしたくなりますよね(^^)

 

 

私のように、

 

・まだ20年以上カラーを続けたいけど、自分の髪って大丈夫なのかしら?

・こんなに毎月カラーして髪が傷んだり薄くなるんじゃない?

・地肌も弱くなるのではないかしら?

 

と、不安に思ったことはありませんか?

 

 

まず、カラーで髪が染まる仕組みは、カラー剤の1液(アルカリと色素)と2液(過酸化水素)を混ぜて使用します。

 

 

アルカリの力で髪をふやかしてキューティクルを開かせます。

 

 

過酸化水素が髪の内部に浸透し、メラミン色素を破壊することで髪の色が明るくなります。

 

 

そこに色素が浸透し、酸素と反応して発色しながら膨らんで大きくなります。

 

 

膨らんだ色素はキューティクルの隙間から抜けずらくなり、カラーの発色が完成します。

 

 

この中で髪がダメージを受けるポイントが2つあります。

 

 

  1. キューティクルがふやけて開くこと
  2. 過酸化水素がメラミンを破壊する

 

ことです。

 

 

キューティクルが開くことで、髪に必要な水分や栄養(タンパク質や水分)が漏れ出します。

 

 

これが開いたままだと髪の感触が悪くなって、枝毛や切れ毛の原因になります。

 

 

過酸化水素はメラニン色素だけでなくタンパク質を一緒に壊すため、髪の内部がスカスカになります。

 

 

このようにアルカリを使用したり、キューティクルを開かせるといった、髪に良くないことをしていることが分かります。

 

 

もっと詳しく説明すると怖くなるのでここでやめておきます。

 

 

こういうことを聞くと少し不安になりますよね…

 

 

このように、カラーをすることはどうしても髪に負担がかかります。それを全く無くすことは難しいです。

 

 

しかし安心してください!

 

 

RYUKOのカラーはこの仕組みをよく理解し、あなたの髪質にあった薬剤や調合、対策をしています。

 

 

企業秘密な部分もありますが、一部ご紹介しますね。

 

 


カラー剤の強さのコントロール

 

カウンセリングの際、スタイリストがカラーの調合をカルテに書いていますよね。

 

 

毎回調合を書くのはあなたの髪質・状態を観察し、アルカリや過酸化水素の濃度を調整し、なるべく弱い濃度で染まるように調合しているからです。イメージは同じでも調合が少しずつ違うこともありますよ。

 

 

毎月のことなのに、カウンセリングのお部屋でお話しをさせていただくのはそのためでもあります。

 

 

 


カラーの前に髪と地肌を保護

 

カラーを始める前に前処理をします。

 

 

地肌が弱い方には地肌に保護剤を使用します。髪にはケラチンやミネラルや水分の補給など必要な前処理をして髪をフラットな状態にしてカラーをスタートできるようにします。

 

 

 


カラー施術

 

キューティクルを傷付けないために、カラーを塗るハケも超柔らかいものを使用しています。

 

 


カラー後の中和作業

 

アルカリに傾いた髪を中和させるため特殊なシャンプーを使用して、髪を弱酸性の正常なphの状態に戻します。

 

 

それによって、開いたキューティクルをキュッとしめて、タンパク質の流出などを防ぎ、漏れ出たタンパク質の補給をします。

 

 

 


 

 

一部ですが、このようにRYUKOでは毎月の髪への負担を減らすため、また安心してカラーをしていただくためにこのような対策をしています。

 

 

その中で、カラーの色味やハイライトなどのデザインも楽しめるように日々研究もしていますよ。

 

 

長年カラーをしている方や、これからもカラーを続けていきたいと思っていらっしゃる方、安心して続けてくださいね。

 

 

PS.

 

現在、カラーのメニューが「プログレスカラー」にアップデートされています。今回は傷みについての情報ですが、傷みだけでなく髪の衰えや老化について考えられた新メニューです。

 

 

 

詳しくは最近お届けしました赤い封筒のニュースレターをご覧ください